「なつはきぬ」

なつはキぬ2

 

 

H27・6・24発

梅雨ですが、気温は高く、夏はもう来ていますよね。
ということで、今日は、「なつはきぬ」です。
古文で、夏はきぬの「ぬ」は、完了の助動詞「ぬ」の終止形で、全体では「夏が来た」
だそうです。

夏の花3

【童謡】

「なつはきぬ」

うのはな12

♪♪

卯の花の 匂う垣根に

ほととぎす 早も来鳴きて

しのびね もらす 夏はきぬ

♪♪

ロゴ

☆笑子より

この歌は、初夏を思わせる素敵なメロディーと 思っている方は多いと思います。

昔から歌いつがれていますが、現代人の心にも新鮮に染み渡ってくる歌ですよね。

なのですが・・この歌は驚くなかれ(笑) なんと119年前に作られた歌です。
編曲者はいるようですが・・

なつはきぬ3

作詞:佐佐木信綱 作曲:小山作之助

佐佐木さんは、明治5年生まれ、小山さんは、明治の前の文久3年生まれだそうです。

作詞をされた佐佐木さんは、童謡という頭ではなく 古文として書いたようです。 なので、古文の教科書の訳のように 歌詞を訳さないと意味が伝わってきませんよね。(笑)

ということで、 ネットからの文献を参考に 歌詞を訳してみました。

お時間のある方は、読んでみてください。

まず、5番までの歌詞です。

夏の花

【夏はきぬ】

1. 卯の花の 匂う垣根に 時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

2. さみだれの そそぐ山田に 早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして 玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ

3. 橘の 薫るのきばの 窓近く 蛍飛びかい おこたり諌むる 夏は来ぬ

4. 楝(おうち)ちる 川べの宿の 門(かど)遠く 水鶏(くいな)の声がして 夕月すずしき 夏は来ぬ

5. 五月(さつき)やみ 蛍飛びかい 水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて 早苗植えわたす 夏は来ぬ

注意;5番は、適当に4番までの単語を並べたようですと書いてりありました。(笑)

なつはきぬ5

そして、訳です。

【夏が来た】

1:うつぎの花の 彩る垣根に ホトトギスが 早くも来て鳴いている 初めて鳴く声を聞く。夏が来た。

2:五月の雨が注ぐ田んぼに 女性が 裾をぬらしながら 稲を植えてる。夏が来た。

3:たちばな(柑橘類)の かおる屋根の下 窓近く蛍が飛んでいる 夏の夜も怠らないで勉学に努めよ。夏が来た。

4:落葉樹のおうちがある 川べの宿で 遠く クイナ(鳥)声がする 夕方涼しい。夏が来た。

5:五月の夜 蛍とびかい いくな鳴き、卯の花咲いて 田植えをしている。夏が来た。

注意:たしかに、5番は、いい加減かもしれませんね。(笑)

夏の花2

ユーチューブはこちらです。↓

https://www.youtube.com/watch?v=gTJLspb6KCs

【絵本】

「なつのおとずれ」

なつのおとずれ

(作・絵: かがくい ひろし  PHP研究所)

「てんきよほうの じかんです。

きょうは かみなり おおあめ とっぷう あられに ごちゅういください。

つゆあけは もうすぐでしょう」

ロゴ

☆☆ 笑子より

気象予報士のかたつむりが「梅雨明けはもうすぐでしょう」と伝えました。 すると太陽が「もうすぐ梅雨明けですか。そろそろみんなに知らせますか」と立ち上がりました。

まず、メロンとスイカが誰かに呼ばれたような気がしました。 それに続いて、セミ、カブトムシ、かきごおり、ソフトクリーム、せんぷうきとひまわりも呼ばれたようです。いよいよ夏の風物詩たちの出番になりました。

そしてながしそうめんのじっちゃんに会うと……。さあ、夏はもう目の前です!

梅雨明けから夏までをユーモアいっぱいに描いた一冊です。

なつはきぬ1